沖縄で流行している【はしか】について
沖縄県ではしかが流行っています
現在(4/16)に検査した結果、新たに4人の感染が判明し
患者数は計56人となっています
沖縄県ではしかが流行しているのは台湾人が旅行で持ち込んだことが原因みたいです
また、愛知県でも沖縄を旅行した10代の男性が感染し、広がりが懸念されています
これから全国での感染も懸念されるはしかについて少し調べてみました
はしかは麻しんと呼ばれます
感染
麻しんは麻しんウイルスによって感染します
麻しんウイルスは人のみに感染し、感染した人から人へと感染していきます
感染力は極めて強く
免疫がない人が麻しんウイルスに感染すると90%以上が発病します
麻しんウイルスの感染経路は
空気感染、飛沫感染、接触感染です
症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水などの風邪のような症状が現れます
また、目やにや目の充血を伴うこともあります
熱は日ごとに上昇し、発病して2~3日後に39℃前後の高熱と発疹が出現します
さらに、合併症を併発して重症になることがあります
合併症で多いのは肺炎で、命にかかわることがあります
まれに、麻しん脳炎が起きます
はしかは、子供なら重症になりやすく
妊婦は流産する恐れもあります
大人になって初めてかかると重症化しやすくなってしまいます
予防
ワクチン接種をすることにより予防できます
ただし、ワクチンは2回打つ必要があります
1回の接種では十分な抗体ができないことがあるからです
子供のころに1度ワクチン接種している人が
再び感染することがあるので気を付けましょう
終わりに
はしかはとても感染力が高く、命の危険も伴う恐ろしい病気です
ワクチン接種をしていない方はいそいでしましょう
また、感染したときは周りに広がらないように注意しましょう